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崗日嘎布山群合同登山隊計画


崗日嘎布山群日中合同登山隊
2009年本隊2007年偵察隊


2007年9月中旬 中国登山協会より正式許可取得
チベット紛争、四川省地震などにより2008年本体派遣は中止されました。
チェル-山初登頂20周年記念 登山隊企画

1988年、神戸大学山岳部と中国地質大学(武漢)は合同登山隊を雀児山山群(四川省)の主峰、雀児山(Que-er Shan 6168m)に派遣、見事に初登頂に成功しました。

両校は、2008年はその20周年に当たります。再び日中友好と両校の継続的な協力関係を祈念し、チベットの崗日嘎布(Kangri Garpo)山群に合同登山隊を派遣する計画に共同着手することを合意しました



↑Que-er Shan 6168m


2008年 本隊の概要(崗日嘎布山群 登山隊)

2007年の偵察対の登頂ル-トの観察結果から両校の協議にて2009年の登山対象を中央峰のKG-2とすることが決定されました。

1.対象地域 崗日嘎布山群東部 Ata Glacier の 主峰群(3-Sisters)の一峰
 Lhagu Glacier Ata Glacier 流域には20座以上の6000m峰が林立しているが、全てが未踏峰のまま残されている。
2.
.若尼峰(Ruoni) 6805mの再挑戦
 白日嘎(Bairiga)とも呼ばれている。従来崗日嘎布山群の最高峰とされているが、近くに同程度の標高の山が2つあることが判明してきた。

↑写真 若尼峰 KG-1(Ruoni 6900m 従来6805mとされていたが偵察隊の観測結果から約6900mであると判明)

↑写真 Ata氷河の三姉妹の中央峰 KG-2(6650m 従来は6708mとされていた) 

↑写真 三姉妹峰-北西峰 KG-3 (6700m 従来は6726m、Ata氷河の奥の院に鎮座する三姉妹峰の第二の高峰)

偵察隊派遣 (2007年10月25日~11月30日)
三姉妹峰の比較高度確認と登攀ル-ト偵察を目的とします。

2007年10月25日、関西空港から偵察隊の山田隊長、近藤隊員、岩澤隊員が元気に出発。
2007年10月26日、神戸大学、学長の親書を持って中国地質大学、学長を表敬訪問する。
↓ 写真は張錦高教授-中国地質大学・学長(右から3人目)を囲んで

偵察隊は任務を終えて無事帰国しました。

中国地質大学山岳協会 来日行事日程(2007年8月10日~20日)

遠征計画の討議も黒部での合同合宿も無事に終了しました。

年月日 行事予定
2007/8/10 FRI 8/9武漢-上海CA1979 17:30--19:OO
8/10上海? KANSAI CA921 9:15--12:15
Dinner 三宮周辺
2007/8/11 SAT 偵察隊計画協議
Dinner 六甲周辺
2007/8/12 SUN 観光:
Dinner 蓮(三宮)---中華料理
2007/8/13 MON 偵察隊計画協議
Dinner六甲周辺
2007/8/14 TUE 偵察隊計画協議 合宿確認
Dinner六甲周辺(日本食)
2007/8/15 WED 神戸から車で移動 折立 Camp
2007/8/16 THU 入山 薬師平経由薬師沢に
2007/8/17 FRI 沢登(赤木沢)
2007/8/18 SAT 薬師沢キャンプ撤収、下山
2007/8/19 SUN 上越市にて散会
2007/8/20-30 MON 新潟にて国際アウトドア専門学校と交流


2007年 中国地質大学山岳協会 来日メンバ-

来日メンバ-  Pinyin  年齢  職業
董 範 Dong Fan 46 運動部 教授
牛 小洪 Niu Xiao Hong 39  大学職員
周 云 Zhou Yun 36 大学職員
石 磊 Shi Lei 27 学生 
趙 冀娟 Zhao Yi Juan 45(女性) 大学職員、通訳


メンバ-の素顔についてはこちら


2007/9/3 2007年 偵察隊計画書


←2007年偵察隊計画書はこちら


2007/8/11 13 14 中国地質大学との協議結果

←議事録はこちら


2007/5/5  中国地質大学との協議書

中国地質大学山岳協会と神戸大学山岳会との正式合意書
中国語はこちら
日本語はこちら

参考