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<速報版です>

◆ 氷ノ山スキー登山参加者

リーダー 金井良碩 
   
田中信行   高田和三   井上達男 山田健 矢崎雅則  藤本亜希 近藤昴一郎 石丸祥史 山本恵昭(甲南大学OB)橋本昭(HNA) 以上11人ブン廻し完走

合歓木山荘サポ-ト: 高田誠 原田聡 本澤武次   (スキ-場への送迎や食事、宿泊でお世話になりました)

☆留守本部 河本卓生

◆ 行動概要

❑ 2009年3月7日(土)

8:00
氷ノ山国際スキー場 集合  
 井上 山田 山本は7日朝スキ-場の駐車場に直行、他は前夜合歓木山荘宿泊

8:30 シ-ルにてスキ-場出発
 今年は一昨年と同様に積雪が少ないと金井リ-ダ-の観察。しかし、スキ-登山だからシ-ルで登り始める。前日の雨とその後の気温の低下で硬くクラストした上に斑にうっすらと新雪の化粧が施された雪面はシ-ル登行には快適だが、積雪が少なすぎる。これでは東尾根末端まで林道伝いに登ったところで東尾根の夏道には雪がなさそうだ、と推測しつつ夏道の登山口に向かった。

8:48 東尾根登山口 
 ここで林道経由のスキ-登行が夏道をトラ-ゲンかで思案。夏道を選択。雪は少なく硬くクラストした残雪の夏道を辿って高度を稼ぐ。

9:25-10:10 東尾根避難小屋
 ゆっくりの田中信さん高田和さんの到着を金井リ-ダ-に任せて8人がトラ-ゲンで先行する。
一の谷の登りからスキ-を再び装着。

11:30 千本杉ヒユッテ到着
 
小屋の整備とお茶(一部は早速到着の祝酒)、ゆっくり組の到着を待って全員11名で山頂散歩に出かける。

14:15 氷ノ山 1510m山頂
 石丸君は生まれて初めてスキ-を履いたのがこの氷ノ山の山頂。いきなりヒュッテまで滑走することとなったが、即席の指導で斜滑降とボ-ゲンに転倒停止を繰り返してなんとかスキ-を脱がすにヒユッテに帰った。----これは伝説の人になりそうだ。

 ヒユッテは手入れのおかげでとても快適でした。シュラフを外に出して日干ししたり、狸の糞を掃除したりして整えると落ち着きました。新しいスト-ブは良く乾燥した薪を快調に燃やしてくれました。ヒュッテ担当理事の土山さん、矢崎さんありがとうございます。薪もたっぷりで安心して夜通し燃やすことが出来て暖かい一夜を過ごしました。

 

❑ 2009年3月8日(日) ブン廻し

7:45 ヒユッテ出発
 6時起床でしたから後片付けも比較的効率よくテキパキとできました。ヒュッテ前で11人全員の集合写真を撮りました。スキ-板を3脚の代わりに使ったのです。このやり方は案外うまくやれます。
8:15-8:35 氷ノ山頂上
8:42-9:17 ヤキョ-ガ山
9:35-9:55 氷ノ山越
10:25-11:10 天狗の頭
11:43-12:30 大平の避難小屋
13:05-13:58 高丸 
 避難小屋から小代越の草原までは最後の快適な滑降だった。高丸の一つ南のピ-クにて高田誠さんの出迎えを受ける。ゆっくり組を待つ間、石丸君のスキ-練習。彼はヒュッテからずっとスキ-を担いで高丸までやってきた。練習にてとにかくボ-ゲンだけは出来るようになってもらった。
14:12-14:26 スキ-場下
14:30 合歓木山荘
 高田誠さんが合歓木山荘に先に戻って美味しい昼食を準備してくださり、皆感激。オデンや焼蕎麦、菜飯、チャ-ハンなど、むさぼってしまいました。有難うございます。

 時間記録は井上の行動を記しました(GPSの記録から)。時間記録でお判りのように行動時間より休憩時間が長いのですが、決して皆さんサボっていたのではありません。アイゼンがほしいくらいの硬い雪面と雪庇の狭い稜線、雪の少ない天狗岩の難所の通過など、ブン廻しはそれなりにタフなコ-スなのです。山頂からコシキ岩の右手の谷を滑ってコシキ岩の直下を左にトラバ-スしてヤキョウガ山の稜線に出るブン廻しのハイライトでは近藤君が20mほどスキ-を外して流されたり、何人かは硬い雪面に苦労されたりでした。新雪が深いと雪崩が心配な場所ですし、滑り出しで何度通っても様々なコンディションに出合って新鮮な体験が出来るのがブン廻しです。今日はコシキ岩のルンゼをザイルをフィックスして下っているパ-ティもありました。

以上 記録:井上達男


◆ 氷ノ山スキ-登山   ブン廻しツア-の写真



1)氷ノ山山頂にて
明日のコ-スであるブン廻しを見下ろす。稜線の雪は小代越まであるが高丸は夏道が出ている。
7日14:15

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2)氷ノ山国際スキ-場にて

紅一点の藤本亜希さんとHNAの橋本昭さん。

7日 8:20
3)氷ノ山国際スキ-場


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4)出発

7日 8:40
5)夏道の取り付きにて
先頭の4人はおば様パ-ティ。
6)杉林を行く山田さん

杉もこんなに大きくなって----記憶が学生時代に戻った井上の感想(そのころは尾根は裸だった)
7)東尾根の避難小屋にて

ソルトレ-クで共に◆◆(Two Black Diamond)と呼ばれる超上級者コ-スを滑った仲間の再会で喜ぶ橋本さんと井上
8)避難小屋から氷ノ山

小千本あたりが一番高く見える
9)一の谷を登る山本さん

山本さんは甲南大学山岳部OBでは一番のスキ-の名手とのこと

バックに鉢伏山
10)千本杉ヒユッテ到着

7日 11:30
11)昼食後全員で山頂へ

7日 13:45
12) 小千本へ
13)樹氷美しい

左遠方は藤無山


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14)氷ノ山頂上避難小屋

7日 14:15
15) 山頂にて




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16) ヒュッテのひととき

ロ-ソクの立て方講習。年寄りは子供の頃の停電で良く訓練されています。
17)高田和さん金井良さんはなぜかいつもとなり合わせ
18)全員集合

後列:井上 藤本 石丸 近藤 矢崎 高田

前列: 橋本 山本 金井 山田 田中

8日 7:45


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19)再び山頂へ

ここはシ-ル登行しても良いのだが石丸君は最初からワカン派

8日 8:03
20)ブン廻しへ

頂上から滑降点へ

8日 8:35
21)コシキ岩を下る

点々と滑降するACKUの面々(写真をクリックして拡大するとコシキ岩を巻いて滑降する人達の姿が見えます)。ヤキョウガ山から氷ノ山を仰ぐ

8日 8:46


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22) 鉢伏山
23)赤倉山と氷ノ山越の避難小屋


8日 9:32
24) 氷ノ山越から氷ノ山を振り返る

8日 9:48
25) 赤倉山をバックに天狗岩の頭に登る藤本 矢崎 近藤

赤倉山を滑っている後続が写っている

8日 10:24
26) 大山遠望



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27)大平の避難小屋

8日 12:07
28) 大平の避難小屋

29)金井リ-ダ-と田中さん。氷ノ山をバック

30)ブン廻し終点の高丸はすっかり雪が解けて茶色だった。

左手のピ-クまで高田誠さんが出迎えに来てくれた。

8日 12:35

31) 高丸にて

ブン廻し完了
32)振り返ると氷ノ山



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33)合歓木山荘にて解散

高田誠さんの心づくしの昼食を頂く。
34)サポ-トの原田さん(左)
35) サポ-トの本澤さん(左)
36)ブン廻し