横山千秋先生 追悼会 式次第
2011年4月23日 神戸北野 六甲荘
1.
開会(司会) 竹内鉄二
2.
黙祷
3.
追悼のことば 井上達男会長
4.
献花 出席者全員
5.
献杯、食事・懇談
6.
故人の思い出話
7.
ご家族からひとこと 横山公子様
8.
閉会挨拶 平井一正前会長
9.
参加者写真撮影
出席者名簿
ご家族
横山公子 横山佳世
山岳会員
平井一正 金井健二 高田誠 林市雄 田中信行
小谷辰雄 高田和三 土山尚彦 河本卓生 金井良碩
井上達男 緒方俊治 山田健 大竹口誠治 長谷川浩
竹内鉄二 竹内直子 野邊正彦 香山博司 松村政則
山岳部員
石丸祥史 坂本諭 間瀬大輝 (敬称略)
横山千秋 先生
今日はいつものにこやかな笑顔と「なあ、井上よ、」で始まる楽しい語らいを聞けないのがまことに残念であります。まだまだ先生とは雪山に、氷ノ山ヒュッテにと楽しい思い出を沢山作っていきたいと思っていましたのに先に逝ってしまわれました。昨年十月六日に悲報を受けて以来、心にぽっかりと大きな穴が空いたまま今日に至っております。
今日は先生にご指導、ご厚情を頂いた山岳部・山岳会関係者の方々が多数お集まりいただきました。ご令室の公子様、ご令嬢の佳世様にもご出席いただいて、只今より先生を偲ぶ会を開催させていただきます。
大安吉日で周りでは華やかな結婚式が持たれてにぎやかであります。ご令室にお聞きましたが、この会場、六甲荘は先生ご夫妻が結婚式を挙げられた場所とのことです。おめでたい場所での偲ぶ会となりましたが、先生の輝くような笑顔に似つかわしく、さわやかで楽しい雰囲気の会が持てたらと思ってこの日を選ばせていただきましたことをお許しください。
先生に初めてご指導いただいたのは山岳部の氷ノ山スキー合宿で今から四十年前に遡ります。小柄ながら新雪を華麗に滑られるスキースタイルは、乗鞍岳で鍛えられただけのことはあり、ゲレンデスキーを超えて山岳スキーを極められたものであり、すっかり魅せられてしまいました。それから幾久しく先生の後を追ってきました。
当時は現役の合宿ではお酒はご法度でした。千本杉ヒュッテでは沢の水を「清酒千本杉」と称して食後にストーブを囲んで飲みながら、宇宙線からスキー技術論、南米の話などとなど時間を忘れて過ごしたことが昨日のことのように思い出されます。お好きなお酒を我慢されて現役のしきたりに合わせてくださったわけですが、その後終始一貫やさしく私たちに接していただきました。今は、長年甘えきっていたことを反省しております。
思い出を話し始めたらきりがありません。
ご出席の皆様、どうか横山先生との暖かいご交流やご指導の思い出などをこの機会にご披露いただき天に昇られた先生への感謝の意を表すとともに、頂いた数々の貴重なお教えを今一度思い起こしていつまでも心に留めていただきたいと存じます。
横山先生、どうか私たち山岳部・山岳会が末永く安全に登山を続けられるように天より見守ってください。
また、公子様、佳世様、これを機会に山岳会ともお付き合いをいただけますようお願いいたします。
平成23年4月23日
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