タイトルイメージ 本文へジャンプ


ACKU例会 第111回 氷ノ山スキー山行記録(速報版)

記録者;尾崎竜平

写真編集者;田中信行

日 程 ;平成20年2月23日(土)〜24日(日) 【一泊二日】


参加者 ;金井良、高田和、緒方、矢崎、壺阪、藤本亜、尾崎竜、尾崎優高田誠、本澤 以上10名

pdf versionはこちら 


行動記録 223日(曇)

9:10 氷ノ山国際スキー場リフト終点
10:10 東尾根取り付き 
11:25 東尾根避難小屋 
13:30 一ノ谷出会い
14:45 千本杉ヒュッテ

 氷ノ山国際スキー場リフト乗り場にて8時集合。ところが、神戸から朝出発した。尾崎竜平、優子夫妻は一時間の遅刻をしてしまう。すいませんでした。そのため9:10氷ノ山国際スキー場を出発。天候は雪模様。頂上方面は厚い雲に覆われている。



↑ 大段平への夏道と東尾根林道との分岐点にて、尾崎竜平撮影

 スキー場からすぐに、東尾根への直登登山道の分岐となる。ここで、ワカンで参加していた我々尾崎家2名のみ、本隊より分離して直登登山道を登らせてもらうことにした。東尾根避難小屋集合とし、林道を行く本隊と分かれる。

 雪は思ったよりしまっていて、当初は順調に進むが、そのうちに夏道を見失い、しばらくルートに迷う。そのうち尾根へ向かって直上すると、小屋から100mほどの地点に出る。

 小屋で少々待つと、本隊も11:25到着。聞くと10時過ぎに尾根末端に取り付いたという。

 しばらくの休憩の後、全員で出発。尾根上はトレースも無かったが、順調に進み、13:30一ノ谷出合となる。ここから木のまばらな広い斜面を一気に登り切る。

藤本、矢崎、尾崎でモンスターを探しながら先頭を進むが、なかなか見つからない。それらしい木かと思って千本杉ヒュッテを探すが、見つからない。これは登りすぎだとなって、少々下り、やっとヒュッテ発見となる。昨年に比べ、かなり雪が多いそうだ。ヒュッテのテラスはほぼ雪洞状態。

小屋の入り口を掘り出したりするうちに全員無事に到着となる。夜は皆さんの持ち上げた食材、酒で盛大な宴会となる。




↑ 今冬は雪が多い、千本杉ヒュッテは雪に埋もれていた。千本杉ヒュッテのテラスは雪洞状態、高田和三撮影



行動記録 2月24日(雪)

8:20 千本杉ヒュッテ 
9:05 一ノ谷出会い

10:25 東尾根避難小屋 
12:25 氷ノ山国際スキー場リフト終点


 起床後、昨日の食べ残しなど織り交ぜて朝食をとる。さて、外に出てみると、あいかわらずの雪模様。夜の内にさらに雪が2030cm積もったようだ。ヒュッテの清掃、雪かきの後、小屋を出る。この間、尾崎(夫)はカッパのおしりを大きく破いてしまい、藤本よりガムテープをもらって応急修理する。とほほ。天候も悪いため、ブン廻しコースを断念、往路下山となる。



↑ 一の谷の頭から滑る皆さんを眺めるワカン歩きの妻優子。尾崎竜平撮影

記念撮影の後8:20ヒュッテを出発。視界が良くないので、一団となって進む。一ノ谷上まで順調に進むが、さて急斜面を下降する地点がよくわからない。全員で地図、コンパス、GPSを駆使してルート探した結果、無事に下降地点を発見。自分のルートファインディングの力はまだまだと実感。
さて、次第に広い斜面となり、ここからはスキー組が楽しいところ。ひゃっほうと楽しく滑る皆さんを、うらやましげに尾崎家は見送った。狭くなった尾根を進み、10:25東尾根避難小屋着



↑天候不良でブン廻しコースを断念、東尾根コースを下山する

 ここから往路に同じく、ワカン組の尾崎家だけ尾根から直登登山道に沿い、真っ直ぐ下降させてもらう。ほどなく氷ノ山国際スキー場に到着し、30分ほどでスキー組も到着し、12:25山行無事終了となった。今回は雪も多く、二日間とも非常に楽しいものだった。来年も是非参加し、ブン回しを実現したいと感じた。そのときはできれば自前のスキーを履いて参加したいものだ。
                                     (尾崎竜平 記)